現在、日本の多くの農家、米農家、酪農家は、日本政府の政策ミスによって廃業に追い込まれています。
日本の農業は補助金漬けで甘やかされていると言う人もいるそうですが、それは間違いです。先進国で日本ほど農業従事者を冷遇している国はありません。
日本の農家の所得のうち、補助金の占める割合は３０％程度なのに対して、英仏では農業所得に占める補助金の割合は９０％以上、スイスは１００％と、日本は先進国で最も低いのです。
国民の命を守り、国の環境、国土、国境を守っている産業を、政府と国民みんなで支えるのは欧米では当たり前です。それが当たり前でないのが今の日本です。
農業問題に詳しい鈴木宣弘教授の「日本消滅 農政の失敗がまねく国家存亡の危機」という本などを参考に、日本国民一人一人が食料の安全保障について真剣に考え直す時期にきていると思います。
鈴木宣弘教授は地上波のテレビでもYouTubeの政治経済の番組でも、日本の農業の危機について発信されています。
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